アラフォー副業通信

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大企業と中小企業でマネージャー(課長)になることの違い 

「誰々が課長になった。まだ若いのに」

「あいつは50近くだがまだ課長になっていない。もう無理だろう」

など、会社づとめをしていると、異動の話と同じくらい噂話のネタになりやすいのが昇進の話だと思います。

中でも特に、「管理職になった、ならない」すなわち「課長」になったかどうかというのは、30〜40代の働き盛りにとっては最重要ネタの一つと言えるでしょう。

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かくいう私もアラフォーの現在、「俺は課長になれるのか? なれないのか? なれなかったら若手にいじめられるのか?」などと、サラリーマンらしい悩みを同僚と話したりします。

 

ただ、小さい会社にいたときは、2年で課長になりました。

その後転職した現在の大きい会社では、課長ではありません。

そういう経験もあって、大企業と中小企業での課長(マネジメント職)の実態などについて、普通の方よりも知っているのではないかと思います。

 

そのため今回は、そのへんの違いを解説してみたいと思います。

 

そもそも課長ってなんだ?

課長課長といいますが、そもそもそれは一体何なんでしょうか?

どの会社でも通用する概念なのでしょうか?

経験からいえば、多くの会社で「課長」といった場合、それは「一番下のマネジメント職」のことを言います。

係長や課長補佐などは、マネジメント職でないことがほとんどです。

 

また、英語の肩書でいえば、Managerはマネジメント職でないことがほとんどです。

ある職種の担当者、というぐらいの意味です。

マネジメント職である課長は、Senior managerです。

Seniorが付けば、マネジメント職すなわち課長以上の職位だと考えて間違いないでしょう。

ちなみに外資系は、日本企業とは比較にならないほどこの辺の職位の違い、上下関係にシビアです。身分制度と言っても過言ではないレベルです。

 

さて、課長以上とそれより下の違いですが、労働組合法上は多くの場合、その違いは、労働組合に加入したり結成する権利があるかないかだと解釈されます。

 

たとえば下記のような定義です。

役員、雇入、解雇、昇進または異動に関して権限を持つ監督的地位にある労働者、使用者の労働関係について機密の事項に接する監督的地位にある労働者、その他使用者の利益を代表する者

Wikipedia「課長」より

 

すなわち、課長以上のいわゆるマネジメント職というのは、人事権を持っているということですね。

民間企業および行政職の公務員の肩書では「課長」以上がこれに該当すると言われます。

 

そして、この定義はとてもしっくりきます。

なぜなら、これまで経験したり見聞きしてきた色々な会社で、マネジメント職か否かで仕事の内容はかなりまちまちですが、部下の評価や採用、解雇といった人事に携わるのは一律課長以上だったためです。

 

大企業の課長と中小企業の課長

さて、本題ですが、大企業と中小企業で、課長はどう違うのでしょうか?

まず共通点では、上で述べたように、人事権を持っているかどうかという部分でしょう。
(とはいえ中小企業では、実質社長が全権を握っている、という場合も少なくありませんが……)

違いですが、一言で言えば

  • 中小企業で課長になるのは、大企業に比べて遥かに簡単で早い

という点でしょう。

 

もちろん会社にもよりますが、概して実際、多くの場合中小企業は、従業員数と比較して、辞める人の割合が高いです。

在籍して3年がむしゃらに頑張れば、課長、マネージャー職がそろそろ見えてくる、というのが普通です。

いっぽうの大企業は、もちろん使い捨てブラック企業は別にして、いわゆる伝統的大企業は、離職率は低いのが通常です。

福利厚生も給料もいいですし、むちゃくちゃな働かせ方をさせるところも少ないですし、年を追うごとに更に少なくなっています。

また、大企業というのはそんなに大きく成長しているというのはレアです。

そのため、基本的には人が余っています。

しかもバブル時代などに過剰に採用したため、40代後半以降がどの会社もとても多くなっており、その人たちの多くが課長になれないでいます。

そういう年代構成、収益構造、競争の激しさなどから、大企業では課長になるのはとても難しいことです。

同年代の半数以上は課長になれないのが普通で、この比率は今後どんどん高まっていくと言われています。

40歳で課長になれたら早い、出世頭、というような会社がたくさんあります。

 

こういう事情もあり、たとえば中小企業から大企業に転職した場合も、中小企業時代に「課長」だったとしても、大企業では無視されます。

大企業と同じ「課長」としてはみなしてもらえません。

これが現実です。

現に私も、マネージャーポジションだった中小企業から大企業に転職したら当然のようにマネジメントではなくなりました。

 

採用のときに「私は課長なのでしょうか?」と言うと、一瞬「は? そんなわけねえだろ」みたいな顔をされたのが印象に残っています。

 

仕事のやり方の違い

あと、中小企業のマネジャーというのは、プレイイングマネジャーであることが多いです。

バリバリ現場の仕事もやりながら、マネジメントの仕事もやるということです。

また、中小企業のマネージャーはかなり長時間労働で、しかも大変な重労働であることが多々あります。

仕事の速さや効率性をとても重視しますし、実際デキる人が多いです。

 

一方で大企業のマネージャー、課長以上というのは、基本的に残業はあまりしません。

「若いときはすごく残業やった。今はその代わりに楽をする」という感じです。

人によってはエクセルの使い方もちょっと忘れかけている、という場合もあります。
(実際にそういう人は結構周りにもいます)

 

では大企業のマネージャーは無能かといえば、そんなことはありません。

熾烈な競争に勝ち残ってきた彼ら彼女らは、マネジメントの仕事や折衝、組織内での仕事の進め方みたいなことに関してはとんでもなく高い能力を持っています。

社内外に人脈も広く、何か困ったことがあったときや、面倒な話を通すときなど、担当者には思いもつかないルートや手段を持っていたりします。

また、ある話を通すとき、どこの誰をおさえればいいか、誰にはどういう持って行き方をすればいいかなどの勘所もすごいです。

中小企業から来た人は、ここのところが下手な人が多いです。

真正面から行こうとして、ふいにされて大企業の社員は仕事をしない、などと愚痴ったりします。

そうではありません。

仕事をしないのではなく、仕事の仕方が違うのです。

そして大企業は組織が大きいため、マネージャーのこういう機能は万国共通で大切です。

どの国でも、マネージャー職というのは概してこういう能力を重視されます。

ヨーロッパやアメリカではそれが顕著で、マネージャーがプレイヤー的能力を発揮していても、まったく評価されません。

部下の仕事を奪う悪魔的課長になってしまいます。

 

というわけでがんばろうー

というわけで、私と同じように将来に悩んでいる方、このブログでは出世する以外の色々な人生の可能性を模索してご紹介していきます。

みんなで楽しくやっていきましょうー(なんだその結論)