アラフォー副業通信

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人事部の機能は会社によって二種類に分かれる 神様型とエージェント型

これまで何社も経験してきた立場から、まず「人事部」という組織は、名前は違えどほぼすべての会社に存在します。

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もちろん例外もあります。

社長の独裁色が強い中小企業などでは、実質社長と取り巻きが決めるような会社も無いわけではありません。

それは悪い意味だけではなく、人数の関係上、わざわざ独立した部署を立ち上げるよりも、トップマネジメントが経営上の意志決定を行う一環として人事についても決めた方が効率的だという理由もあります。

ただ、組織的な動きをしているほとんどの会社では、やはり人の配置や給与を司る「人事部」は、存在します。

 

企業を形成する「ヒト・モノ・カネ・情報」の中で、一番の基幹となる「人材」を管理するのが人事部の役割です。人事部は、社員の採用から退職までのビジネスライフサイクルに関わる「親」のような役割を担っています。

企業における人事部の役割とは | 総務マガジン | 大塚商会

 

一方で、人事部が、特に異動や昇進に関して、どの程度主役として動くかは、会社によって異なります。

人事部がそれらに関わる程度や性質によって、大きく分けて、下記の二種類のパターンがあります。

  1. 人事部=神様型
  2. 人事部=エージェント型

どういうことでしょうか。

それぞれ見ていきましょう。

 

1.人事部=神様型

これは、銀行などの金融機関や役所に典型があります。

このタイプの人事部は、まさに社員たちの人生を決める神様のような存在です。

ありがたい神様ではありません。人によっては邪神のような存在にもなります。

 

研修や上長からの報告など、あらゆる手段で社員の評価をしていき、その上で、全社的にどの人をどこに移すかを決めます。

どのように決められているのか、人事部人事課以外には絶対に知ることが出来ません。

 

このタイプの人事部は、アンタッチャブルな存在として、ビルの中でも特別な入室制限がかかっていることも多いです。

また、このタイプの人事部を抱える会社のなかでは、人事部を経験するということは、すなわち出世コースに乗ることと同義です。

会社の人の動きがどういう要因によって決まっているのかを知ることは、将来トップマネジメントになる可能性のある幹部候補にのみ許されることだからです。

 

当然、このタイプの人事部は、検事か裁判長のように口が固くなければいけません。

一挙手一投足が、一般社員にとっては気になるものになります。

 

いずれにせよ、納得できるものもできないものも含め、とにかく人事部が出す「異動」の命令に一喜一憂しながら社員は祈るしかありません。

 

ただ、このタイプの会社は、リストラ、解雇などは相当なことがない限りは無い場合が多いです。

従順な子羊になれば、一生が保障されるのです。

 

2.人事部=エージェント型

これは、巨大コングロマリットのような会社や、ベンチャー的な会社に多いタイプです。

このタイプの人事部は、あまり主体的には人の動きを決めません。

人の動きを決めるのは、各部のマネジメントになります。

各部で、「こういう人が欲しい」とか、「この人を外に出したい」という話が出て、それを集めてマッチングさせる、というような機能です。

また、このタイプの会社では、人事部を通さず、直接部課のマネージャー同士や、場合によっては担当が直接異動希望先と話したりといったことが日常的に起こります。

そこで見つからなかったり、揉めた場合のみ、人事部に相談して他に口が無いか聞く、というようなやり方です。

このタイプの会社は、社外への転職の話も、あまりタブーでなかったりします。

会社内の異動も、社外への転職や社外からの採用も、結構同じようなノリで話されるような雰囲気だからです。

ただ、このタイプは、リストラが多い会社でもあります。

「君のポジションはなくなった」などと言って、普通にリストラが行われます。

 

自分の会社はどちらか見極めよう

自身がいらっしゃる会社は、どちらのタイプでしょうか?

どちらのタイプかによって、自分にとってキャリア上有利になる動き方や情報収集の仕方は大きく異なってきます。

人事は、給与と並んで、サラリーマンにとっての最重要案件です。

客観的に彼らを観察し、その動きを見極めて動きましょう。