アラフォーの副業ブログ

様々な会社や業務を経験して今は金融機関でグローバルのマーケティング担当をやっているアラフォーが、副業や起業で脱社畜するブログです。

「垂直統合型ビジネスモデル」の考え方を副業に応用して儲けを増やす

ミクロ経済学の一分野に「産業組織論」というものがあります。

企業や一産業を考察の対象にすることで、独占や寡占の分析が有名です。

さて、この産業組織論に、垂直統合という考え方があります。

これは、副業を考えるにあたって、とても有用です。

まずはサプライチェーンから

垂直統合を理解するには、サプライチェーンを知っておくと早いです。

サプライチェーンは、企業が供給する財やサービスを生み出す流れのようなものです。

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メーカーをイメージしてもらえるとすぐに分かります。

たとえば鉛筆メーカーを例に取ると、すぐ思いつくだけでもたくさんの会社や個人が関係していることが分かると思います。

  • 山から木を伐採する材木会社
  • 伐採した木を買い取って、一定のサイズや種類の材木にして売る加工会社
  • 世界中から材木を買い取って、メーカーに安定供給する商社
  • 商社から材木を買い取って、鉛筆に加工するメーカー

山の木から鉛筆ができるまで、様々な会社が介在しています。

この一連の流れはあらゆる産業にあって、これをサプライチェーンといいます。

垂直統合とは

垂直統合というのは、簡単にいえば一つの会社がサプライチェーンを全部やることです。

上記の鉛筆の例で言えば、

  • 商社から材木を買い取って、鉛筆に加工するメーカー

が、今度は

  • 世界中から材木を買い取って、メーカーに安定供給する商社

もやり始めたら、それは「垂直統合」を進めていることになります。

大きな企業グループは、大なり小なり垂直統合をやっています。

日立が日立物流を持っていたり、トヨタがトヨペットを持っていたりするのは、すべて垂直統合です。

垂直統合のメリット・デメリット

垂直統合には、様々なメリットがありますが、最大のものは

  • 中間マージンを節約できる

ということです。

鉛筆メーカーが材木商社もやれば、そもそも材木メーカーが取っていた利益分を無くし、他の鉛筆メーカーよりも有利な(安い)価格で売ることが出来ます。

一方で、デメリットもあります。

それは、事業が「重くなる」ということです。

たとえば自社の材木商社よりもっと安く高品質な材木商社があったとしても、そちらに乗り換えられません。

また、材木商社市場が大不況に見舞われたとすれば、そのダメージを企業グループとして被ってしまいます。

垂直統合を副業に活かすには?

さて、垂直統合を進める戦略をとることを「垂直統合型ビジネスモデル」といいますが、これは副業に大いに利用できます。

たとえば下記記事でご紹介したせどりです。

www.career40.net

この中で、Amazonクーポンなどの商品券を利用して商品を仕入れると、それだけで価格差がなくてもせどりができると書きました。

そのために有用なサイトもご紹介しました。

とても簡単に言えば、大黒屋などで10%引きで売られている商品券で20万円のMacBookを買って、あまり割引されないMacBookの新品未使用品を19万円で売れば、1万円儲けることができます。

ここに「垂直統合型ビジネスモデル」の考えを当てはめてみます。

それは、「自分でチケット買取サービスも行う」ということです。

実際にやっている人がいるのですが、チケット買取店やサイトをオープンします。

たとえば、大黒屋で10%引きで売られているチケットは、大黒屋自体は13%引きなどで買い取って、3%の利ざやを乗っけて売っている結果として10%引きになっているわけです。

そのため、チケット買取店を持ったり、サイトを開いて、同じくチケットが不要な人から13%引きで買い取って、それを使って20万円のMacBookを17万4千円で買い、それを先ほど同様19万円で売れば、利益は1万6千円に増えます。

サプライチェーンの考え方でいえば、最初の例は、チケットの仕入れは外の会社から買い取っているのですが、それを「垂直統合」して自分で行うことで、チケット売買会社(例で出したのは大黒屋)の利益を取り込むことができた結果、MacBookせどりの利益が1万円から1万6千円に増えたわけです。

ことほどさように、「垂直統合型ビジネスモデル」の考え方は、あらゆる副業に適用して利益を高めることができます。

「儲からないなあ」「もっと儲けたいなあ」と思ったら、垂直統合型ビジネスモデルの考え方を応用して儲けを増やすことができないか、考えてみみましょう。